世界を目指す前に 知っておきたい、あれこれ

未来を生きる次世代への置き書き

留学生倍増計画―予算20億円増、6年後に12万人に

suhartini, · カテゴリー: 未分類

― 海外に行く日本人留学生が減り続けている。3月末に公表された平成23年の日本人留学生数は約5万7500人で7年連続前年を下回った。(中略)文部科学省は6年後に留学生を倍増するための計画を立て、今夏から本格的に始動している。 <引用元:平成26年9月14日、産経新聞>

対策として、グローバル企業が求める人材像についての説明会を実施しているとのこと。

いわゆる採用する側の企業と、採用される側の学生の意識改革のようなものが中心だ。

留学を迷う大きな原因は、「留学が就職に不利という意識」なので、対策としては間違っていないのだが、効果がなさそうなことは誰もが予測がつく。
実際に、文部科学省幹部も、「目標達成困難」とコメントしている。

日本人学生の海外留学が少ないのは、様々な理由があるが、最大の原因はお金がかかることだ。
今どきの大学生の半数は奨学金の貸与を受けて就学している。

その実態から考えると、留学は、借金を抱えた若者が、さらに借金をして海外の株を買うようなものだ。
とてもではないけど、お勧めできない。

筆者が若かった時代は、日本総中流時代といって、どの家庭も金銭的なゆとりがあったので、留学してみようか考える心の余裕があった。
しかし、留学が就職に役立つかについては、かなり微妙なあたりだったのは今も昔も同じだ。
だから、やはり金銭的なことが大きいと思う。

もし、日本人の海外留学生を増やしたいなら、金銭的な補助なくしてはありえないだろう。

次回は、別の視点から語ってみたいと思う。(長くなるので次号にした)

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