suhartini, · カテゴリー: 未分類今年の夏、筆者の友人と1年ぶりに再会した。
確か、コールセンターで働いていると聞いていたが、全く違う仕事についていた。
なんでも、某メーカーのサポートデスクをやっていたのだが、別の請負会社が、友人を雇っていた請負会社よりも安い契約金で引き受けるとのことで、そのメーカーが委託先を変更してしまったのだという。
で、友人は解雇されてしまったのだ。
実は、その手の話はほかにも聞いたことがある。
別の知人は、某会社のバックオフィス部門で働いていたら、ある時いきなり、「来年から、この部門を外部委託することになりました。みなさん、日々やっている仕事をノートにまとめ、マニュアルを作成しておいてください」と発表があったという。
その人は、それまで正社員として長く働き、そのままずっと定年まで勤めあげるものと思っていたが、ある日突然、自分の仕事を明け渡さなければならなくなったというのだ。
大企業で働いているから、長く働いているからといって、ずっと働き続けられるとは限らない。
その仕事をもっと格安に引き受ける外部業者がいたら、その仕事を他者に譲らなくてはならなくなるかもしれない。
この外部委託(=アウトソーシング)は今、非常に伸びているのだという。
アウトソーシングって、最近よく聞くが、つまりは、こういうことなのだ。
そういえば、ニューヨークで現地採用で働いていた友人がいるのだが、あっちでは解雇は15分で終わるといっていた。
ある日、出勤をすると、「あなたを解雇します。パソコンには一切手を触れず、荷物を段ボールに入れ、退社の準備をしてください」と宣言され、15分後にはオフィスの外に出されるのだという。
最初にこの話を聞いたときは驚いたが、日本もそうなりつつあるのかな?
筆者は子供を育てているので、日本の将来がとても心配になる。
suhartini, · カテゴリー: 未分類子育てをしていて、昔と変わらない道具やモノに出くわし、感動することがある。
そのひとつが、ギョウチュウ検査のセロファンだろう。
検便に関しては、見事に容器が進化したのだが、ギョウチュウ検査のセロファンだけは、昔のままだ。
みなさんは覚えているだろうか?
ギョウチュウ検査のセロファンには、青く塗られた円の中心に+印がある。
そこに肛門の穴を命中させろということなのだが、まじまじとみると結構恥ずかしいものだ。
筆者は、ギョウチュウ検査で陽性になったことはないが、主人の国ではお腹に虫がいることは、よくあるという。
だから、ギョウチュウ検査の時に説明された、「早朝に肛門に出てきて産卵する」という話も、日本では信じがたいが、主人に言わせれば、本当なのだという。
そういえば、主人の国では、薬局にいけば、普通に虫下しが売られているから、ギョウチュウはかなり身近なものなのだろう。
実は、主人と結婚して、たちのわるい冗談を言われたことがある。
ある日の夜、布団の中でこういうのだ。
「最近、お尻がかゆい。寝ている間に肛門から虫が出てくるかもしれないから、見つけたら捕まえてくれ」と。
筆者が絶句していると、冗談だと笑うのだが、新婚の妻に対する冗談にしてはキツすぎると思わないのだろうか?
なんでも、ギョウチュウは、肛門がかゆい → 肛門を手で掻く → 手に卵の付着し、再び口に入る...というサイクルで拡散されるらしいが、いくらお尻がかゆいからと言って、普通の人は素手で肛門を掻いたりするだろうか?
もし、やむを得ず肛門を掻くようなことがあれば、ただちに手を洗うだろう。
だって、臭いそうだし。
冷静に考えると、このサイクルって、理屈ではわかるのだけど、現実的には起こりにくいことのように思える。
ところで、そのギョウチュウ検査だが、今年を最後に学校での検査が廃止されるという。
なんでも、陽性率が1%を切っており、ギョウチュウは過去のものとなったからだというが、ギョウチュウ検査って、寄生虫の存在を知る、とてもよい機会なのだと筆者は思うのだが。
suhartini, · カテゴリー: 未分類実は、先日の土曜、息子が夜間の講座を受けることになり、場所が西新宿だったので、しばらく送迎することになった。
夕方、息子と一緒に新宿に行き、そのまま4時間ほど時間つぶしをしなければならず、時間つぶしで夜の新宿を徘徊した。
筆者は、昔、新宿で働いていた関係で、新宿西口界隈はとてもなじみのある街なのだが、この街のよいところは、高層ビルだらけということだろう。
それって、普通は、ネガティブにとらえられるのだが、意外とタダで休息できるスペースが多いというメリットがある。
例えば、センタービルもそうだし、新宿野村ビルもそうだし、敷地には植え込みがあり、天気の良い日はそこで弁当を食べられる。
もちろん、そういう目的で作られたスペースではないのだろうが、西新宿には大学や専門学校、予備校も多数あるから、自由な学生とサラリーマンが同居している街なので、それができる。
これは、同じビジネス街でも、丸の内や日本橋にはない特色と思う。
筆者は派遣での就労が長く、収入が不安定だったから、なるべく弁当を持参していたのだけど、当時はあまり弁当女子などおらず、職場の机で弁当を食べるのは気が引けた。
だから、こういう、ビルの谷間にある植込みのスペースでお弁当を広げていたのだ。
久しぶりの新宿だが、結局はひとりでは時間を持て余しそうだったので、仕事から帰ってきた主人を呼び出した。
それで、時間をつぶそうとバーに入ったのだが、今夜はラグビーの試合があるので、9時で入れ替えになるという。
そんなわけで、バーでは1杯だけにして、続きはコンビニでビールを買って、例のビルの敷地の植え込みのところで夜空を眺めながらとなった。
新宿は、意外とリラックスできる街なのだが、そう思うのは筆者だけだろうか。