ギョウチュウ検査がなくなるって
suhartini, · カテゴリー: 未分類子育てをしていて、昔と変わらない道具やモノに出くわし、感動することがある。
そのひとつが、ギョウチュウ検査のセロファンだろう。
検便に関しては、見事に容器が進化したのだが、ギョウチュウ検査のセロファンだけは、昔のままだ。
みなさんは覚えているだろうか?
ギョウチュウ検査のセロファンには、青く塗られた円の中心に+印がある。
そこに肛門の穴を命中させろということなのだが、まじまじとみると結構恥ずかしいものだ。
筆者は、ギョウチュウ検査で陽性になったことはないが、主人の国ではお腹に虫がいることは、よくあるという。
だから、ギョウチュウ検査の時に説明された、「早朝に肛門に出てきて産卵する」という話も、日本では信じがたいが、主人に言わせれば、本当なのだという。
そういえば、主人の国では、薬局にいけば、普通に虫下しが売られているから、ギョウチュウはかなり身近なものなのだろう。
実は、主人と結婚して、たちのわるい冗談を言われたことがある。
ある日の夜、布団の中でこういうのだ。
「最近、お尻がかゆい。寝ている間に肛門から虫が出てくるかもしれないから、見つけたら捕まえてくれ」と。
筆者が絶句していると、冗談だと笑うのだが、新婚の妻に対する冗談にしてはキツすぎると思わないのだろうか?
なんでも、ギョウチュウは、肛門がかゆい → 肛門を手で掻く → 手に卵の付着し、再び口に入る...というサイクルで拡散されるらしいが、いくらお尻がかゆいからと言って、普通の人は素手で肛門を掻いたりするだろうか?
もし、やむを得ず肛門を掻くようなことがあれば、ただちに手を洗うだろう。
だって、臭いそうだし。
冷静に考えると、このサイクルって、理屈ではわかるのだけど、現実的には起こりにくいことのように思える。
ところで、そのギョウチュウ検査だが、今年を最後に学校での検査が廃止されるという。
なんでも、陽性率が1%を切っており、ギョウチュウは過去のものとなったからだというが、ギョウチュウ検査って、寄生虫の存在を知る、とてもよい機会なのだと筆者は思うのだが。
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