日本の雇用が変わりつつあるんだなと
suhartini, · カテゴリー: 未分類今年の夏、筆者の友人と1年ぶりに再会した。
確か、コールセンターで働いていると聞いていたが、全く違う仕事についていた。
なんでも、某メーカーのサポートデスクをやっていたのだが、別の請負会社が、友人を雇っていた請負会社よりも安い契約金で引き受けるとのことで、そのメーカーが委託先を変更してしまったのだという。
で、友人は解雇されてしまったのだ。
実は、その手の話はほかにも聞いたことがある。
別の知人は、某会社のバックオフィス部門で働いていたら、ある時いきなり、「来年から、この部門を外部委託することになりました。みなさん、日々やっている仕事をノートにまとめ、マニュアルを作成しておいてください」と発表があったという。
その人は、それまで正社員として長く働き、そのままずっと定年まで勤めあげるものと思っていたが、ある日突然、自分の仕事を明け渡さなければならなくなったというのだ。
大企業で働いているから、長く働いているからといって、ずっと働き続けられるとは限らない。
その仕事をもっと格安に引き受ける外部業者がいたら、その仕事を他者に譲らなくてはならなくなるかもしれない。
この外部委託(=アウトソーシング)は今、非常に伸びているのだという。
アウトソーシングって、最近よく聞くが、つまりは、こういうことなのだ。
そういえば、ニューヨークで現地採用で働いていた友人がいるのだが、あっちでは解雇は15分で終わるといっていた。
ある日、出勤をすると、「あなたを解雇します。パソコンには一切手を触れず、荷物を段ボールに入れ、退社の準備をしてください」と宣言され、15分後にはオフィスの外に出されるのだという。
最初にこの話を聞いたときは驚いたが、日本もそうなりつつあるのかな?
筆者は子供を育てているので、日本の将来がとても心配になる。
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