世界を目指す前に 知っておきたい、あれこれ

未来を生きる次世代への置き書き

海外へ行くべきか?やめておくべきか?

suhartini, · カテゴリー: 未分類

最近、、「ワーキングホリデーに行きたいが、迷っている」と相談を受けたこともある。
20代後半ぐらいの女性だ。
海外旅行が一般的になったとはいえ、長期で日本を離れることが、果たして吉と出るのか?そこが読み取れずに迷っているようだった。

海外に出ることのメリットとは何だろうか?

若いうちに海外を見ておくと、国際感覚を身につけることができる。
...これは、とても大きい。

海外に行ってみると、日本では当然とされることが通用しないことがわかる。

また、相手に理解してもらえるにはどうすべきかが自ずと身につく。

それがすなわち、国際的感覚だからだ。

こればかりは、日本にいては身につかないし、若ければ若いほど順応が早い。
また、海外に出れば、語学を身に着けることも期待でき、国際的人材としての魅力を高めるだろう。

若いうちに海外に出ることは、いいことづくめではないか!
額面上では、そういうことになる。

しかし、だからと言って、本当に海外へ行ってしまっていいものか?
それが留学という目的があったとしても、そう思うだろう。
また、海外ボランティアのような社会貢献性の高い目的であっても、行ってよいものか、悩むはずだ。

筆者も、ちょうど30歳になったとき、ひとつだけかなえたい夢を実現するかどうかで、悩んだ。
それは、海外で暮らしてみたいという夢だ。

で、結論を言うが、結局は、行ってしまった。
行かなければ何も始まらないし、悩み続ける自分に終止符を打つことができない。

今しかない!そう自分に言い聞かせ、自分でコマを進めてしまった、という感じだ。

現在は日本で生活をしているが、通算で海外には5年間いたことになる。
つまり、私は強引に、5年もの間、海外に住んだ経験を作ってしまったということになる。

海外に出たことは、正解だったのか、それとも、やめておくべきだったのか?
多くの人が知りたいのはその部分だろう。
自分の中では、海外に行ったことは正解だったと思うが、もし行っていなかったら、もっと安定した人生を歩んでいたと思う。

ただし、現地に行って気付いたことがある。
海外に出る人には共通する性格があって、一言でいえば、好奇心が強く、型にはまらない人が多い。
自分がまさにそんなタイプなので、海外に行ってしまったのは、ある意味で、自分の個性そのものなのだと思うようになった。
海外で知り合った友人は、みんなそういう感じだ。

だから、海外に出てしまったとしたら、たぶん、それは、もって生まれた性格がそうさせた、一種の運命だと考えてよい。

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