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千葉港めぐり遊覧船で
産業現場を訪ねて
千葉港めぐり遊覧船で
京葉工業地帯と港周辺の産業を見る
近年、大人にも注目されている社会科見学。しかし参加するとなると、休日はやっていなかったり、個人での申込みを受け付けないところも多く、参加しづらいものです。
そこでお勧めするのが、千葉港めぐり遊覧船。予約はいらず、ほぼ毎日、午後1時30分に出航し、全国第2位の貨物輸送量を誇る千葉港を遊覧船でめぐり、東京湾周辺を見学できます。
港湾周辺は、海上輸送基地として機能するだけでなく、製造業の要地にもなっています。この遊覧船から見る千葉港の眺めも、頻繁に行き交う貨物船はもちろん、背後には京葉工業地域が広がり、典型的な港と工業地帯で構成されています。
そんな船外の眺めを解説する船内アナウンスは、千葉港の歴史を始め、海上・船舶のルールや周辺の工場群についての説明がとても詳しく、学びを深めることができますので、ぜひ耳を傾けましょう。
約40分の遊覧ですが、潮風に吹かれながらの学習はリフレッシュ効果満点。ただし、出航時間がお昼すぎなので、早めに昼食をとり、胃の調子を整えてから乗るようにしましょう。また、船酔いが心配な方は酔い止めを持参するといいです。
日曜祭日は、遊覧船と千葉ポートパーク展望台のお得なセット券(大人1000円、子供500円)が販売されています。割引率がとても高いので、ぜひ利用してください。
①京葉工業地帯の工場とカモメ ②遊覧船の風景
③遊覧船「あるめりあ号」
遊覧ルート周辺は製鉄工場をはじめ、食品コンビナートなどが並んでおり、典型的な工場地帯となっています。
千葉港の産業をめぐる風景のひとコマ
京葉工業地域といえば、千葉市、君津市の鉄鋼業と市原市の石油化学工業が中心。港が近く、重工業が発達している様子がよくわかります。