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「わからない」に近づいて
科学の未来に近づこう
日本科学未来館
みんなの「わからない」にチャレンジ
科学コミュニケーターと楽しもう
ニュートリノの観測やインターネットの物理モデルと言われても、ピンとこないですよね。
なぜなら、これらは最先端の科学だからです。
日本科学未来館は、最先端科学技術を伝える手法の開発を行い、科学コミュニケーターの育成を行っている施設。簡単に言うと、私たちがイメージすらできない先端科学を、どう教えたらわかってもらえるかを研究しています。
扱う内容は、冒頭に加え、素粒子の世界など、専門的で理解しにくい物理・科学の分野から、深海掘削研究や医療に関することなど、いくぶん身近で馴染みやすい内容まで様々あります。
同じ科学館でも、九段下にある 科学技術館 は、広く普及した科学技術を扱うので、学校での勉強に役立ちます。
一方、 日本科学未来館 が扱う科学技術は、高度で専門性が強く、学校での勉強には役立ちにくいかもしれません。
しかし、科学コミュニケーターがみなさんの疑問やわかりにくさにとことん向き合い、解説してくれることで、私たちの好奇心が届く場所まで最先端科学を引き寄せてくれます。
このような施設ですので、わからないと決め付けることは禁物。
親が率先して関心を示し、科学コミュニケーターに質問をぶつける姿勢を示すことが、子供にとって、最先端の科学に一歩近づき、興味をもつようになる鍵だといえます。
その他、館内には様々なロボットの実演もあり、普通の科学館としての楽しみ方もできます。しかし、日本科学未来館ならではの特徴を押さえれば、学びの効果は抜群に高まります。日本科学未来館へ行ったら、科学コミュニケーターにどんどん話しかけましょう!
「うなづき」に関する科学をテーマにした研究。私たちの声に人形が反応することで、コミュニケーションが生まれることがわかる。
深海に住む目のないカニ
未来館のシンボル、地球