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熱上昇による浮力体験と
見えない風を感じて
熱気球を体験
世界最古のスカイスポーツを見よう
熱気球は、220年の歴史を持つ最古のスカイスポーツ。
青空に色鮮やかなバルーンが浮かぶ光景は、爽快そのもの!図画工作のモチーフとしてもぴったりです。
熱気球を楽しむイベントは、日本各地で年間を通じて開催されています。中でも筆者のおすすめは、HONDAが主催する「熱気球ホンダグランプリ」。全国から競技者が一斉に集まり、鮮やかなバルーンが大空一杯に勢ぞろいします。
熱気球ホンダグランプリは、例年、下記の通り開催されます。
4月 | グランプリ第1戦 「渡良瀬バルーンレース」 | 栃木県栃木市 藤岡渡良瀬運動公園 |
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5月 | グランプリ第2戦 「佐久バルーンフェスティバル」 | 長野県佐久市 千曲川スポーツ交流広場 |
9月 | グランプリ第3戦 「鈴鹿バルーンフェスティバル」 | 三重県鈴鹿市鈴鹿河川敷 鈴鹿サーキット |
10月 | グランプリ第4戦 「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」※ | 三重県鈴鹿市鈴鹿河川敷 鈴鹿サーキット |
11月 | グランプリ最終戦 「とちぎ熱気球チャンピオンシップ」 | 栃木県宇都宮市・茂木市 ツインリンクもてぎ |
熱気球競技は「なぎ」と呼ばれる、風がない朝方もしくは夕方に、目に見えない僅かな風を読み取りながら飛行し、タスク(競技)を競い合うスポーツです。タスクの内容は、決められたゴールにどれだけ近づけたかを競うものや、運転技術を競うもの、飛んだ距離やスピードを競うものがありますが、どれが競われるかは、当日の風の具合を見てから決められます。
熱気球大会の最大の見所は、スタート時です。
ズラリと勢揃いしたバルーンは開始とともに次々に大空に舞い上がり、30分後には風と共に小さく見えるほど遠くへ飛来していってしまいます。
注意したいのは、風の影響を大きく受けるスポーツですので、中止のリスクがあること。当日、小枝が揺れだす程度の風でも中止になる可能性がありますので、中止の場合を想定して、別の観光計画もしてくといいです。
また、HONDAグランプリ大会スタート直前は会場の周辺道路が混雑するので注意。スタートには十分間に合うよう、余裕をもって出かけることがコツでしょうか。
熱気球に関する情報は、日本気球連盟ウェブサイトが詳しいです。イベント情報のほか、熱気球に関する知識など、内容が満載です。
日本気球連盟ウェブサイト
気球競技大会の様子。スタート前は周辺道路が混雑するので余裕を持って出発することが肝心。
ご存知、ホンダが誇るロボットASHIMOくん。
個性豊かなバルーンが目を楽しませてくれます。
鮮やかなバルーンが勢揃いのスタート前。爽快感満点の景色です!
スタートで一斉に舞い上がります。
30分後には彼方へ行ってしまいます。寂しい。